2月


1日

某ファミレスのイタリアンフェア。ジョイアに勝てない・・・・

関東地方は雨。某所地下にてモデリの撮影に立会いました。
新しいスタッフへの挨拶と打ち合わせです。
雑誌記事もカメラマン・ライター・モデラーの共同作品です。
これらの作業での一番大切なことは意志の疎通だと思います。
お互いのプロ意識を信頼することにより、すばらしい紙面が出来上がるものと信じています。
ちょうどカメラの三脚に似ています。
各自が真剣勝負しなければ倒れてしまう。

2日


BAT5

BAT5&7&9とコンプリしました
プロバンス製レジンキットのAlfaRomeo B.A.T.5を海外オークションにて落札。
以前は国内でも売れ残りの部類に入るキットでしたがここ最近めっきり見ることが出来ませんでした。
無いと欲しくなる。もので困り者です。モデリ仲間に声を掛けて一年あまり、オークションで見つけてくれました。

3日

いつもの2人に、蟹味噌サラダの画像をメール攻撃、
すると返事は「若鮨ですね・・・!」と返ってきます。行動バレバレ。

バットマンとは一切関係ありません。

第二次世界大戦以降の自動車界で、ベルトーネの存在を最初に強く印象づけたデザインがB.A.T.シリーズである。
BATとはBerlinnetta Aerodinamica Technica、和訳すると箱型空気力学実験車です。
後につく数字は1〜9までの設計番号を意味している。
すべて設計はされたが具現化されたのは、5.7.9.の3台だけである。

ベースとなった車はアルファロメオの1900スプリント、鬼才フランコ・スカリオーネのデザインである。

モデリのおはなし

イギリスのSMTSモデルから3台セットの完成品が以前出ていましたが少数生産のために入手困難。
キットはプロバンスからは3台すべてが発売されていましたが、現在はメーカーが存在しないので、コレも入手難です。

最初に手に入れたのがSMTS製キットのBAT5でした、メタルボディのキットはスリムなデッサン。
作りやすいメタルキットでしたが、7と9のキットは発売されませんでした。
このイメージを引きずっていたので、プロバンスから3台のキットが出たときは、なんかずんぐりとした印象で購入には至りませんでした。しかし、数年前ぺブルビーチのコンテストで同時にこの実車3台を見たとき、プロバンスの形してる?!?!?!と再認識出来たわけです。
それから、プロバンスのゲット計画をたて今日に至ったわけです。
親しくさせていただいてる方から譲りうけたり、情報を提供していただいたりと、今年1月にすべてが揃うのに3年の歳月が流れました。

4日

ジョイアと互角の味

先月から話題沸騰のランボルギーニのミウラ・コンセプト。
プレスリリースでもL:H:Wサイズは一切公表していません、はっきりしているのはタイヤサイズだけです。
コレを43スケールのモデリにするには、沢山の画像と(対比するものがあれば◎)取材したジャーナリストの文章から読み取るしかありません。
幸いネットからは大量の画像を入手でき、現物を見てきた人からイメージを聞きだせました。

数字の出ない車幅は3Dソフトに画像を読み込み、回転させて縦横比を計算すればおおよその形が読み取れます。
掲載紙からは、『確かに現物は大きい、隣のムルシーより大きく見える』
アメリカが最大の市場なので、初めからアメリカ・サイズに作り上げたことは、まさにアウディが考える市場リサーチ、ドイツ流だと関心しました。

本来、レトロコンセプトならばオリジナルのミウラと並べてみるのが筋だと思いますが、そうは行かない事情があるのでしょうね・・・・。

さて、想像は、コレくらいにして、早速に手先を動かして数字を決めましたので数日中に形になると思います。
分析データはこちらです。
L:4590mm H:1200mm W:1990

5日

ヤプースの人、食べてるなぁ・・・・・・、海老三昧攻撃だ

下地を整えるのには、#400の耐水ペーパーで薄皮をむく感覚で均一に傷をつけましょう。
工業レジンの場合は、材質自体の硬度が他のレジンより高いので、デリケートなエッジが無くなるようなことはありませんので容易にペーパーを当てられます。
その後の処理は中性洗剤を入れた熱湯に浸すだけでほぼ、脱脂できますので、乾燥させれば塗装に入れます。

6日

気泡や傷を埋めながら、プラサフを吹き付けます。
この低温の続く真冬でも乾燥器で2時間も入れておけば、完全硬化するのがウレタン塗料のいいところです。
当たり前のことですが、作業効率がよいということは、リカバーも早く対処できるということです。
早く作れるからいいとか、乾きが遅いから駄目ということではないんですよ。
リカバーしなければならない時のあのモヤモヤ感を短い時間で消去できるのが◎です。
精神衛生上、メリットがあるということですね。

このあとの行程のボディカラー塗装で、もしやミスがあったとしても、完全硬化したウレタンプラサフはアクリルシンナーでも侵されないので、サフの状態からやり直しが出来るわけです。

リカバーの連続で塗膜が厚くなるということはありません。

「アクリルウレタンは、ボッテリするから嫌いだよ」なんていう方は、もう一度、塗装のノウハウを再確認してみては如何でしょうか。
ラッカー・アクリル・ウレタンの各塗装方法はそれぞれに違いますから。

気分転換に街が見渡せる露天温泉に行って来ました。雪がぱらつく中、車で10分で到着します。
県外ナンバーのアルファやボクスターなどが駐車していたぞ、お約束のロッカーは43番。

雪の降りしきる今夜、工房にて最終塗装をしました。
室内の温度・湿度さえ管理していれば、塗装環境はベストになります。
真冬ということもあり希釈シンナーは長速乾タイプを使いました。
プラサフを#1000でカラ研ぎしてからウエットとドライの中間くらいで吹きつけます。

シンナーは多ければ引けが出る、少なければざらつく、塗出量(ニードルの引き)は多いとモッタリ、少ないと薄い。エア圧は高いとミストが出やすく、低いと塗料が出ない。塗料によっては、隠蔽する、しないで、癖がある。ボディ形状でもエアガンの移動が変わる。ソリッドとメタリックとパールの塗装方法。
2コートと3コートの技法、メタル粒子の立たせた吹き方と、寝かす吹き方。クリヤーの塗膜の調整、色を落ち着かせるための磨き。
文章では中々表現できません、失敗して覚えるしかありませんね、積み重ねが勘となります。
各自のキャパシティの中でベストを見つけてみては如何でしょうか。


7日

昨晩から降り続いた雪は今朝こんな風景を作ってくれました。今年初めて積もりました。


見えないボディの裏を筆塗りするのはなぜ?


8日

ライトカバーやワイパーをつければ完成します。
実車は2台「赤と黒」しか制作されなかったのに、モデリにするとこんなに・・・・不思議な世界。


ボディの裏を塗装するとザラ付いた塗料のコーティングになります。シャシーを取り付けた時に擦れて粉になりウィンドウの内側に付着するのを防ぐためです。
工房の暖房は石油ストーブなので、このシーズンは、ALESSIのエスプレッソ・ポットとLAVAZZAのエスプレッソを抽出して飲んでます。
沸き上がりの香りがとてもよく、イタリアを嗅覚で感じとることが出来ます

このポットは手入れも簡単なので、毎日重宝しています。

些細なことで、幸せにな気持ちになれるんです・・・・・。

本日で、ヤマハOXは完成です。
明日からは、何を作ろうか・・・・。
私的には、毎日がスローライフのつもりなんですけど・・・・。
最終チェックをしたらベースに取り付けます。
台に固定するとなぜかおとなしく、お行儀がよく見えてしまいます。

個人的には、台に固定されていないモデリが好きです。

9日


BAT-5 1953

確定申告の時期になりました。数字との睨めっこ、頭痛いです。


10日

オリンピックの開会式、毎回感動するんだけど、今回は特別。
後半のエキジビションで、ばらばらのF1を組み立て、走らせるというパフォーマンスはイタリア・トリノならでは。
やっぱりフェラーリなんだよね・・・イタリアは・・・・・。


BAT-7 1954


11日

はじめたよ、ミウラコンセプト・・・・。スタートラインに着くまでに大分時間がたちましたが一気に進めようと思います。
躊躇したのは、イタリアの匂いがしないんですよね。
ランボルギーニ社の名車"ミウラ"のレトロコンセプトといわれているけど、サンタァガタの土臭い匂いがしないんだよね。
それも、そのはずです、アウディのドイツ的デザインだからです。イタリアの名前を借りたドイツ車だったんですね。
時計で云うとアランシルベスタイン(フランス)のバウハウス的デザインの流れを汲んでいる匂いを感じた。
その感覚でこのコンセプトカーを見ると、なぜか納得出来ました。

BAT-9 1955

12日

Bat 1953-1954-1955
念願のバット・シリーズの3台が揃いました。

ベルトーネのカラー資料の上に完成したモデリと一緒に撮影してみました。

最近制作したモデリの中では、ズバ抜けて存在感のある造形をしています。
デサインはフランコ・スカリオーネ、鬼才・奇才の異名を持つ天才デザイナーです。
レジンキットのモデリにもその雰囲気を感じ取れます。

シリーズやテーマに沿って、制作してコレクションするのはキット制作の醍醐味ですね。

ビギナー君のお手本になれば・・・w

13日

オリンピックを見ながらの制作です。
一次原型「シルエットのみ筋彫り&ディテールなし」が出来上がったので目止めにポリパテを塗って細かい調整に入ります。

#400でペーパーをかける予定です。

このあとの作業としては、もう一度シリコンで方を取り、無垢のレジンにしてから、細かいディテールを作りこみます。

気持ち的には、やっとエンジンが掛かってきました。

オリジナルミウラより一回りも大きいミウラコンセプト、早くモデリ同士並べてみたいです。

14日

#400番の耐水ペーパーで面を出した後にウレタン・プラサフを吹きました。
中々よいシルエットになりました、もう一度シリコンで型をとりレジン樹脂だけの塊にしてから各部の造形をしていきます。

完成目標は月末に開催予定ののジュネーブ・モーターショー・・・・・。
昨晩から工房付近をうろついている迷子犬です。しぐさは子供っぽいけど何しろでかい。
前足の大きさは大人の握りこぶしくらい。体重は30キロはありそうだ。
ラブラドールの成犬より大きいぞ・・・。ここに来たのは、まだジュリアの匂いが残っていたからかもしれない。
昨夜の、突然の対面の時にはジュリアが毛色を変えて戻ってきたのかと思いました。

マスチフ系の体形と顔つきです。近所の犬舎の方に見てもらったら、なんと何と生後4ヶ月位の土佐犬の子供です。
飼い主は手を余して、この辺りに捨てていったのでしょう・・・か!?!?。
昨晩から犬の鳴き声がやまなかったわけです、原因はこの子でした。

この辺りに捨てた理由もなんとなく解けてきました。近所に有名な闘犬家がいましてそこを目指して置いてったと想像できます。専門家が見ると体格は申し分ないようなので、飼い主が見つかるまで、面倒を見てくれるというので一件落着・・。。。。よかったね、ワンちゃん。


昨晩スピードスケート男子500決勝を見ながら「午前3時」リビングで観戦しながらのモデリのペーパー掛け。終了と共に道具箱を持ち工房へ・・・。そこに土佐犬がいるのですから、驚くやら、びっくりするやら、不安な子犬は吠えるやらで大変な夜明けの出来事でした。


15日
税理事務所へ・・・。

帰りのいつものパーキングにて初狩ラーメン460円

奥のグレーのボディをシリコンで型取りをして、手前のレジンのボディが出来ました。
材質が均一になったレジンのボディはケガいたり、筋彫りが容易になります。
ここからは数日間の日程をとり、ホイール・ウィンドウ・ライトセクション・ルーバー等を位置決めして行きます。

ここまで一気に作り上げないと完成にたどり着けないんです。逆の考え方をすると、ここまで出来上がると完成が見えてきます。
2Bの鉛筆でボディに下書きしてから本筋彫りに入ります。

筋彫りの深さや太さもワンオフ作品とキット化ボディとでは変えているのですよ・・・・。

16日

本日未明、カウンターが20万に到達しました、01年の9月からの積み重ねの結晶です。
皆様には、沢山のご訪問、感謝いたします、これからも、益々に日誌を充実させていく決心をしました。
、よろしくご指導をお願いいたします。


アクセス解析すると、面白いことが発見できます・・・w

スパイダーマンのようになってます・・・・。
左右のバランスとシンメトリーを確認するための作業です。簡単に言うと、歪みの修正です。
20インチのタイヤ・ホイールと車高のバランス「高さ」を最初に決定します。そのあとにホイールベースをチェックしてから、一番大きなマスのウィンドウの位置を決めていきます、すると必然的に窓やカウルの筋彫りの位置が見えてきます。
縦線は右側面と左側面の位置を等しくするための規準線になります、微妙な曲線はどちらかを基準にして型紙(ゲージ)を当てて線を決めていきます。
鉛筆で何回も引いては消して妥当線を決めていくんですよ。

17日

筋彫りが終わりました、ただしこの筋の深さは決定ではありません。おおよその位置関係を確認するための線と思ってください。
目障りな鉛筆の縦横線を消しゴムで落とすと表情が出できます。旋盤で引いたタイヤのマスターを一台分キャストしました。ぎりぎりのクリアランスでボディを削りそこのタイヤを入れて見ます。タイヤが付くと、車らしくなってきますね。そのあとはリューターで少しずつ縦方向に楕円状に削って行きます。車高調整の加工でした。

18日


中央道初狩PAの煮干ラーメン
細かい修正をしています、今夜は窓の型を取り終わったら、ウィンドウレンズをくり抜きます。

イタリアのモデル仲間のPaolo君からメールが来ました。「1:1スケールのモデルが来たよ」って、ランボのマークは愛社精神から・・・・。
Fiat PuntoからLancia Deltaへ乗り換えたようです、通勤時間が短縮される?!?!?!


19日

2ミリ厚のプラ板でシャシーベースを切り出します。
ボディとのフィッティングを密にするために木工パテで盛り付け面を出していきます。ただ、押さえるだけですが・・。
ライトも穴を空け別パーツにします。シャシーをフィットさせたらいよいよ、前後のディフューザーの制作です。


20日

フロントセクションとタイヤを仮組してみました。
一つ一つのパーツのクォリティーを上げていきます、トータルバランスを整えるわけです。
タイヤハウスのクリアランスが一番微妙な箇所になります。

ライトセクション、サイドミラー&リアルーバー、ホイールを造形したらエクステリアは完成します。
これらのパーツはこのモデリの大切なファクターになります
真剣に取り組んでみる。。。。。



でも、息抜きもする。。。。。

帆立の醤油炒め

イタリア産生ハムと生野菜

カボチャのニョッキ

ベーコンとホーレンソウのパスタ

シンプルなピッツァ

ティラミスとカプチーノ

体がどんどん重くなっていく・・・・ストレスが溜まっていく。



21日

山梨では梅の開花も始まりました、和食のメニューに"春の貝御膳"という新メニュー。

室内はスモーク塩ビの窓で見えにくいので、簡素化しました、決して手抜きではありませんよ、資料が少ないんです。


夜は私用で都内へ・・・久しぶりの香港料理を堪能してきました、大勢で食べると旨いっスw 支払いも私っスorz


アボガトとマグロのマリネ

海老の春巻き

3種の前菜

焼き餃子

麻婆茄子

芝海老のチリソース

牛肉とおこげのレタス巻き

石焼風・・・・・牛肉と・・・

レタス入り炒飯

杏仁豆腐

黒ゴマプリン

ゴマ団子

22日

ディズニーランドのオリジナルトミカです。
仕事もホビーもコレクションもモデルカーなので、これらのお土産をよく頂きます。

昼夜逆の生活のために、体調が最悪です、腰と肩の痛みが・・・・・
鰻を食べて、温泉にゆっくり浸かっていても、一向に改善しません・・・・・

ライトの造形が終わりました、塩ビのライトカバーが入るように、クリアランスも調整しました。
オリジナルのミウラより眠そうなですね、精悍さとしては今一の顔つきです。
ミウラ独特のまつ毛の意匠をリデザインするとこんなんなりました。って感じですね。

室内も揃いフロント周りは完成です。

23日

リヤのパーツが完成したよ、某キットのミウラからリアの蜂の巣格子エッチングを型にして樹脂グリルを制作、プラスチックとアルミの丸パイプを使い排気管を作りました、遠慮がちなディフューザーがヒップを引き締めています。

残りのボディ・パーツは、リヤのルーバーだけ・・・。
重ねながら並行を保ちつつ、ボディに沿って湾曲させなければいけない。
結構大変かもね・・・・・。

24日
LIVEで観戦する
吸い込まれそうな程に、表情豊かな妖精たちが氷上に降臨したのを、中継でみていた。
国籍を問わずに、ただすばらしい演技に見入ってしまいました、ライブのすばらしい所は瞬間、瞬間に感動できることです。
昼間の再放送では、結果がでている安心感で、あの感動は、体験出来ないよね。
訳のわからん解説者も演技前と後では、言ってることが理不尽、陳腐な美辞麗句を妖精たちに擦り付けている。

LIVEで制作する

私の創るモデリは、ライブでこのダイアリーに掲載している。中には雑誌掲載用のモデリも含まれる。
幸いなことに、編集者の方からも理解してもらい承諾を頂いている。作例もライブでなければ臨場感が出ないと思っている。
明日の制作行程すらも予測がつかないので、ぴりぴり、どきどき、ワクワク感を味わっていただけるのではないかと。(本人も同じ)
完成モデリを見た後に、ハイ・・・コレが作業工程ですといわれても、ピンとこないよね。

"造る楽しさ"を共感出来る様に、この日誌は続けなければいけないのかもね。驚きや感動をしていただければ幸いです。

オリンピックを観戦しながらの、早朝の作業です、というか、昨晩からの続きです。
リヤのルーバーは一度、プラ板で制作してからレジン樹脂に置き換えます、メインボディとのすり合わせは慎重に行います。
このルーバー一枚ずつは形状が台形。ボディと一体式にすることも考えましたが、塗装の際のマスキングが大変なので、分割パーツにしました。

難関パーツ(ルーバー)も出来上がりましたので、ホッとしています。このままテンションを下げずにホイールの制作に入りましょう・・・・。


25日
Gianni&Donnatella Versace

セクシー&セレブスタイルの代名詞、ヴェルサーチ。(イタリアではヴェルサーチェと読みます)


Donatella Versace
洗礼された豪華さを体現するデザインで、ある特別なスタイルを生み出したジャンニ・ヴェルサーチ。彼の死後も、妹ドナテッラによってブランドは引き継がれ、今もなおモード界を牽引し続けている。このブランドに魅了された者には"ヴェルサーチ・ジャンキー"といわれ、なんとも危険な魅力に満ち溢れている呼び方だろうか。
その、ジャンニと常に引き合いに出されるのが、ジョルジオだ。この二人は世界中にファッションの何たるかを示した、イタリアンファッションの双璧だった。
「妻に着せたいアルマーニ、愛人に着せたいヴェルサーチ」といわれるが、彼らはともに顧客を知りぬいた天才であり、巨匠である。
ヴェルサーチの作品はセクシーでシック、かつ、すばらしく個性的で、つまり注目を集めヘッドラインを飾りたいときに着る勝負服でもある。

ヒストリーと実績を積んだブランドは誤解を招きやすいブランドでもあり、時折チープなコメントも目にする。

Lamborghini Murcielago LP640

まもなくお披露目される新しいムルシェラーゴを紹介します。
えっ!?!という方もいるでしょうけど、いずれこの形にも目が慣れてくるでしょうね。

アウディTTの匂いを感じる、当時はダ・シルバも在籍していないから、このデザインはアウディの解釈でしょう。
逆に考えるとデザイナーはメーカーのイメージに沿ったデザインが出来るということになる。
柔軟な人間で無ければ出来ない業でしょう、概念を捨てて、観察すると、沢山の発見がある。人の脳ミソは無限大なのかもしれない。

26日

11日から初めて2週間でここまで出来ましたが、不名誉な記録を更新してしまいました。「だらだらと日々を消化してしまいました。」
原因は、食べ過ぎによる体重増加からくる腰痛で集中力が散漫になったこと。
こんな経験は初めてなんだよね。思い返すとオリンピックを見ながら昼夜逆の生活をしていたのと、食生活がめちゃくちゃになったことです。

誰か、私にタイムカードを作ってください・・・・。

パーツとしての原型ができた、この後薄くウレタンプラサフを乗せ細かいチェックをしてシリコンで型を取る。
ということはキット化・・・・・・。
イタリアのボニーニモデルから発売されている、三菱のコンセプトカー"ネッシー"です。
国内の入手状況はあまりよくないようです。

実車の発表が05年2月、モデルメーカーの発売予告が05年5月、発売と同時にオーダーを出して届いたのが今日ですから、一年かかったことになります。174/299のエディションプレートが貼ってありました。
メーカーにでも納品しているのでしょうか・・・・・。

ミウラコンセプトもノレブとルックスマートからは完成品がでるみたいですよ。速くても今年の秋でしょうね。キットに関したはまだ何処にも動きが無いようです。

1月のデトロイトで発表して2月末にはモデリ化された"ミウラコンセプト"はどうなんでしょう・・・・・


27日
いよいよ、明日から"ジュネーブ・モーター・ショー"が開催される。イタリアン・カロッツェリアはどんな作品を発表するのだろうか・・・・・

コレがミウラコンセプトのマスター型である、パーツ構成は"清潔感とシンプル"を意識して作り上げました。

43スケールのキットには沢山のジャンルの車種が存在します。
特にコンセプトカーやショーモデルはボディ・シルエットとそのラインを美しく見せるカラーリングが大切なファクターだと思います。
そのことを考慮したうえでのパーツ構成にしています。

28日

ボディのマスキング後の1行程の塗装を残すだけになりました。
淡い色のパールイエローの作り方はサフの次にクリーム色を乗せてから濃い目の黄色を吹きます。完全硬化したら#2000のペーパーで研ぎます。クリヤーに5%のホワイト系のパールを混入して、攪拌しながらコートして出来上がり。
クリヤーに対して5%以上パールを増すと艶が落ちてしまうよ。