5月製作日誌


1日

以前にも紹介しましたドイツ製ラッカー塗料"エフェクトラック"のカタログを入手しました。
デュポン社の扱う塗料ですが、国内で最初に購入したのが私でした・・・。
色見本を"透かし"と"正面見"からの写真を取りましたが、自分を映してしまうという失態を犯してしまいました。
どう云う意味かお分かりですよね。シルバー系が6種類もありモデル製作の役に立ちそうです。


今回、モデル製作者の方に小分けを考案中です。

2日
同じデュポン社の扱う塗料の"クロマリュージョン"です。
マッジョーラに特性は似ていますが、粒子がとても細かく1/43スケールには最適です。
しかし、価格は余りお奨めできません"\100.000-/kg"
TVRの車のオプションにこれらのスペシャルペイントの塗装があります。
昆虫のモルフォ蝶の燐プンからヒントを得て開発された塗料で、
プリズム効果を利用した物で色味はまったくありません。
ベースに黒いグレーを塗り、その上にこの塗装を吹き、クリヤーコートする、3コートの塗装です。
SMTS社の完成品(TVR・タスカン)のカラーにはガッカリさせられましたので、
キット製作から塗装しますので御楽しみに。


3日

Ferrari 400i MEERA S michelotti 1983
サウジアラビアの王子がヨーロッパ滞在中に使用するために制作されたワンオフのモデル。
フランス製MOGモデルのレジンキットです。


4日
白紙の日誌にアクセス申し訳有りませんでした。
プレグンタがようやく出来あがりました
この後ケミカルウッドに削り出し立体にします。


裏側はこんな風になってます。

P.S.静岡ホビーショーの準備もありますので、月の前半は大変な事になりそうです。


5日
プジョー・コンセプト・カ− 三部作

PEUGEOT QUASAR

スタイリストやリサーチ・エンジニアが日頃の生産プロジェクトの制約条件から開放される時、
彼らはどんな創造を発揮するのか。
1984パリ・サロンのクアザルは、この興味ある設問に対するプジョーの答えであった。
グループCカー"WM"の設計者ジェラール・ベルテールは、ハイパフォーマンスを外観の隅々にまで
表現するボディを作り上げた。
こんな車をプロバンス・ムラ−ジュが見逃すわけもなくキットを制作しました。
現在、入手不可能です「絶版」

6日
PEUGEOT PROXIMA

2年後のパリ・サロンでこのプロクシマは人々の度肝を抜いた。
このモデルの狙いも、プジョーの最新の4X4テクノロジーやラリーでの活躍、
デザイナーたちの手腕を印象づけることにあった。
ユニーク、未来的、アヴァン・ギャルド?完璧な仕上げと強烈な視覚的インパクトをもつ彫刻だといえよう。
美しくも醜くも見えるひとつのオブジェであり、見る角度によって意見が異なるだろう。
しかし、楽しい一品であるに違いない。
プロバンスから現行キットとして発売中。


7日
PEUGEOT OXIA

さらに2年後パリサロンにて、まさにも猛々しいライオンそのものといった、
エキゾチックであり華やかな雰囲気の量感溢れるランニング・プロトタイプを発表した。
その名は"オクシア"火星のOXIAPALUSに由来する。
概念的には、グループCカーのWMプジョー得た経験に、
ラリー・チャンピョンの4WD技術と実験中の4WSとを組み合わせたもの。
プロバンスからやはりキットが出ていました。現在は絶版になってます。

8日
1996年パリ・サロンで発表されたプジョー・アスファルト。
レクレーション向けのオンロードユースであり、
ロードスターのひとつの新化形である。
プロバンス製レジンキットがありました。

9日
PORSCHE BOXSTER concept 1993
デトロイト・モーターショーで発表した、シルバー・ロードスター
コンセプトカーらしく、内装は赤に統一。
今は無きスターターのキットです。

10日
ウエリーズ・プレグンタです。
屋根が取れますのでそのタイプも制作、こちらの方がカッコイイです。
まもな、モデラで出力します。
レジンに置きかえるまでの作業を頭の中で整理して、シリコンの収縮を考え、サイズを決めます。
1:1サイズは「L:4516mm,W:2084mm,H:1100mm」
1:43は「L:105mm,W:48.5mm」ですが、縮合シリコンの収縮を計算して、
モデラでは「L:108mm,W:50mm」で出力して削ります。
現在、MRのイオタを制作中ですがイオタの新事実発覚
リアには二つエア抜き穴がテールライトユニット上部に存在することが判明
証拠写真を入手しました。


11日
来週に迫ったホビーショーに向け最終の詰め
4台完成するのか?
左はそれぞれの資料と各モデルのイラストです。
右はボディ塗装を残すのみとなったモデルたち、
悩みの種はジェネシスです、まだケミカルウッドの状態です。
やっと、制作日誌らしくなってきました。

12日

ジェネシスはサフぇーサーまで行きました。

ウラッコ・ラリーはブライトオレンジが綺麗

究極の考察で組上げました、これぞ"Jota"!!

ミウラ・スパイダーも変更箇所多数

13日
↑これを今週中に組み立てます。

最近入手したキット達・・・・

Ferrari 288 Evoluzione

Ferrari F48 Koenig

AstonMartin VANTEGE zagato

AstonMartin VOLANTE zagato

Bugatti EB112

Bugatti EB118

14日
jotaの変更箇所はフロントリップを追加、これはミウラスパイダーのフロントパーツを
シリコンで複製してリューターで削った物を接着、黒レジンである為、未塗装で済みました。
エア・アウトレットの立上りの部分が浅いので、ポリパテで追加。
リヤ周りは明日以降の作業にします。

難物アレザンのキットフロント周りがトホホでしたので大修正しました
フロントスポイラ−のサイド形状、スポイラ−のセンターダクトの大型化
フロントバンパー追加・ライトセクション工作
内装はフロントシートの追加「山吹色のシートで助手席のみヘッドレスト付き、」
ロールバー新設、ディープコーン型ステアリング、シフトゲート近辺の加工。
外装関係はサイドミラーの形状変更、リヤランプセクションの変更、
スポイラ−の大型化、ホイールをMRのJOTA用にと限が有りません。
こんなんで如何でしょうか?

前車と比べて加工箇所は少なく、リヤのコンビランプの分割形状に違いを発見
インストの色指定もフロアカーペット部は赤が正解です。
フロントライトまつげ部は先に接着してからマスキング・塗装が良いようです。
エッチングの3スピナーはショボイので立体的なメタル製に変更。


ここまで来ました、後少し・・・。
クリアーパーツを付けた後にボディとシャーシとホイールを合体・・・!
この後の作業は台付け後にデカールとエッチングパーツの接着のみ。


夜の作業
URACCO Rally 完成の図

15日

全て完成

16日
究極イオタ完成

ドライビングライトカバー新設

ワイパーは2本アームタイプ

左側のみアクリル・スライドウィンドウ

マフラー、リヤランプ、エアダクトを変更

ルーフ・ダクト撤去

キルスイッチデカール変更「中側黄色」

ボブ・ウォレス氏と彼の手掛けたコンペティションカー


これで3台全てのボブ・ウォレス・スペシャルが揃いました。

17日
ミウラ・ロードスターの完成です


内装丸見え、恥ずかしいです

エンジンも丸見え、デスビコード追加工作

厳ついスビナ−も追加工作

レンズ類は全て別パーツに変更

中々の佇まい、プロトタイプはカッチョエエです

ヘッドライトを換えるだけで美顔になります

テールレンズはこのパターンが正解
明日から2日間は静岡ホビーショーが開催されます。
これらのモデルも展示致します
どうぞ実物をご覧になってください。


20日
カメラを変更しましたので、1/43モデル用スタジオを製作しました。
全てホームセンターで揃うものばかりです総額は3,000-。

21日
ウェリーズ・プレグンタの原型が削りあがりました
屋根の着いた時と外した時の2タイプを削り出し、
擦り合わせの後、収縮するシリコンのことを考慮して1/41サイズになってます。


P.S. 今回購入したデジタルカメラ「ニコン・クールピクス995」のパフォーマンスにはただ驚くばかりです。

22日

静岡ホビーショーで見つけた大きなF-1モデル。
尖ってて、黒金でカッチョエエですね。
1/43スケールでは存在しないらしいのデ、チョット作りたくなりました。
資料は某Y氏に探してもらってますので、いずれ紹介します。
久し振りのF-1制作です、オゼッラにしろ、どうやら
私の好みは尖った車のようですね。


23日
今月入手したキット達


プロバンス Jaguar TypeR concept

アレザン Jaguar XJ-12 pininfarina

プロバンス Jaguar XK180

プロバンス Renault ESPACE spyder

プロバンス Renault Fiftie 1996

プロバンス Daimler X300 Corsica 1996

Messerschmitt KR200 record car 1955

エスド Peugeot 104 peugette pininfarina 1976


24日


プロバンス OSI renault silverfox

アレザン Ferrari 408 prototipo

プロバンス Linspeed EB110

スタータ Peugeot 206 escapade

アレザン Ferrari P-5 pininfarina

プロバンス Ford GT 90

プロバンス Peugeot 206

プランX Sigma GrandPrix pininfarina

Mercedes CW311 Buchmann

Fiat PANDA 45

25日
静岡のホビーショーも無事終わり、9月までイベント参加はありません。
9月はMiranoで行なわれるMODELISIMOに参加してきます。
さて、カロッツェリア・クラブでのミーティングの結果
来年のテーマは『獅子』と決定しました。
モデルとイラストはブルー・ライオン
ジオラマはアフリカの大地サバンナに決定。

水辺に戯れるフラミンゴの群れ
インパラ、シマウマ、ヌーの草食動物に
それを狙う百獣の王ライオン
オレンジ色に染まる夕闇の大地にプジョーのコンセプトカーが動物達を取り囲みます。
御楽しみ・・・・・!


26日
箱の中の懲りない面々「って言うか、おまえだろ!」とキットが騒いでます。
早く作ってあげなければ・・・・・!!!


プロバンス BGATTI EB110

JPS ルノー・エスパス

26日
さて、この車は一体なんでしょうか?


ザウバー・メルセデス体制で作り上げた最後の"シルバーアロー"のC292です。
C291をベースとしていますが、外観はジャガーXJR-14に見習った2段式のリヤウィングを装着。
フロントにはボディ一体式のフロントウィングを備えた、
間違い無く92年のスターの座を約束された"シルバー・アロー"のはずであった・・・。
メルセデスが造った"スポーツカーの皮を被ったF1"というだけでなく、
セミオートマとアクティブサスペンションを装備した、最も進化したグループCカーでありました。

幻で走ることなく終わってしまったC292はアルファCカーと同じ運命に・・・。
其処にYOWMODELLIが感心を持たない訳も無く、現在、完成品とキット化を進めています。


27日
イベント用のミッレミリア・ヘルメット製作しています。
ノーマルペイントは仕上げがいまいちですので
スペシャル・バージョンに仕上げます。
さてどんなデザインになるのやら・・・。
もとのペイントを剥がし、プラサフを吹きます。


28日
メルセデスのコンセプトカー F400カービングの途中経過です。


29日
#1000のペーパーでからとぎした後、細目のメタリック・ベースを吹き、クリヤーをコーティング。
次は赤い矢印をペイントするので、マスキングをします。


30日
こんな事してました。


31日
プロバンスのジャガーXJ220のスーパースポーツカーのレジンキットです。


今月はイベントの準備等で製作が思うように作れませんでした。