Maserati BIRDCAGE 75th

2005 ジュネーブショー

ピニンファリーナ創立75周年を記念に制作された記念すべきコンセプトカーです。
ベスト・コンセプト賞を獲得した珠玉作品

ベース車両はMC12を使用したランニング・プロトタイプ
出力700HPのV12エンジンを搭載するレース用シャシーをベースにしながら、
スピードだけでなく官能美や気品を極限まで追求するダイナミックで芸術的な提案をしている。

マセラティの伝統を検討した結果、最も先進的な"バードゲージ"をベースに構想を練った。
独創的な方法で強調した前後のホイールアーチや未来型のコックピットからは、
この伝統がはっきりと伝わってくる、それがバードゲージ75である。


原型制作の過程を画像で紹介します。
各画像のコメントはいたしません、想像でご覧ください・・・。

ご覧いただいて、
ご理解できましたでしょうか?
特殊な道具は一切使用していません。

工作の積み重ねが技術になり
作品を生み出していくことを
理解していただければ幸いです。

組み立て作業です


白をベースにパールコート

エアブラシとマスキングと筆塗り

細目のパールがより引き立つ

質感を変え、メッキ塗装

ジグを元に洋白線を半田付け

艶消し塩ビでメーターパネル

インテリアの完成だ

ウィンドウを接着

ディフューザーも接着

インテークはブラックアウト

シャシーをエポキシで接着

ホイールを取り付け

このフィッティング・・完璧である

ウレタンクリヤーでコート

ウレタンクリヤーに染料の赤を混色

フロントの完成

リヤも完成
デカールを貼ってフィニッシュ