HEALEY SILVERSTONE 1949


とても古い雰囲気のあるメタル製ミニカーから、YOW風モデルに作り変えよう。
はじめにバラしてから。
工作順序を考えながら作ってみよう。


1/43オートレプリカ製ミニチュアカー

分解しました

もう少しリアルなタイヤにしたい

ストックヤードから

チョイスしたのがコレ

こんな風にしました

メタルから樹脂に変更

いつものシリコン

片面の出来上がり

両面の取れた型

タイヤは5セット

F&Rのフェンダーもレジンに

シートは追加のパーツ

フロントの足回り

ボディは変更箇所が多数

一日目の作業終了



車軸を上下にスライドできるように加工

お尻のシェイプ、ここ大切

オープンカーはシートが丸見え

フロントサスもスプリングに変更

実車と同じ支点で車高調整機構を作る

調整中

フルボトムの状態

伸びきってます

ナビシートと形が違います

筋堀や穴あけは慎重に

彫刻刀とケガキで・・・

メーターパネルも

シートの高さ調整は

このように上げ底になってます

元のボディとご対面


#400の空研ぎで下地を整え、皆さん揃いました


この車の最大の難問・・・・グリル制作です。
中には補助灯が見えるように作りたい。
エッチングでは3次曲面で不可、
デカールでは中のライトを表現できない、
メタルテープ細切りも同じ、
こんな方法で表現できないだろうか?
ある程度の考えがまとまったら手を動かそう。


元のメタルボディのグリルを

マスキングテープにトレース

PPテープをレイヤーにして固定

目立つ色のカッティングシートにトレースして

外側から切り出し

抜き出します

上に貼り付けチェック

内径を切り抜き

外枠の型を下に置き

エポキシ接着を楊枝で湿布

↑の薄板を乗せ接着

硬化したらPPテープから剥がします

外枠まで接着されてます

楊枝の先で内枠まで接着剤を湿布

硬化したら軽くサフェーサーで肉付け

レジンに置き換えます

シリコン枠を作り

シリコンが硬化しました

レジン攪拌後に注入

加熱して完全硬化後に取り出し

取り出しましょう

薄板側は段差があります

裏のエポキシ接着側

段差をペーパーで削ります

ボディでの位置確認

トレースして

内蔵ライトの位置を決めます

#1500ペーパーで整え

黒を塗装後、直ぐに

エフェクトラックの塗装『完璧!!!!』

何なりとクリアーできました。


塗装と組み立てに入ります


下地を整えてから

各部の合いを見て仮組み

タイヤホイール完成

レザーの質感を出した黒

メタリック系の塗装

青は少し赤味のある色に

つるつるピカピカ

色塗装は完了

スペアタイヤ取り付け

複雑なフロントまだ未固定

リヤを先に固定する

フェンダーステーは0.8mmのハンダ線

こんな感じになります

実際の固定はタイヤと・・

ウィンドウベースはプラバン

メーターパネルね

コックピットベースを固定

こんな感じです

サイドエグゾーストは1.4mmパイプ

出口はテーパー状に

シートを取り付け

グリルは押さえつけ

接着剤がはみ出ないように

ハイ出来上がり

メーターとハンドル

ライトステー接着

小パーツ取り付け

白い排気管

後姿

ミラーはレジンの破片から

ゲージを貼り

エンブレムのデカール

お顔の出来上がり

中は黒で

レーシングスクリーン

最後にエンブレムを貼り出来上がり




このモデルは実車オーナーのバースディ・プレゼント用に制作させていただきました。
プレゼントを受け取った時の顔・・・・想像するだけでワクワクしてしまう・・・。

日ごろお世話になっている、東京ベテランカー・クラブの代表の方の誕生日は3月18日。

制作依頼していただいたO氏へ感謝・・・
今回の制作で"物造りの園"にまた一歩近づきました、
とても楽しい楽しい4日間をありがとう。

Happy Birthday! Mr,MASUDA