ボディペイント
ボディ塗装を考えてみる。
実車と違い、空の色の映り込みも、地面や芝生の反射もない。
モデルカーは、室内の照明の明るさと、飾り台の上からの鑑賞、ましてや色面積の違いも影響されてしまいます。
サフェーサーの上には、ボディカラーと同系の色に、無彩色を入れて、下地を作ります。
なぜ無彩色をいれるかは、ホワイトの原料は、鉱物のチタンがベースなので、下に沈殿します!
技術的な事ですが、ウエットで吹き、隠蔽定着タイムが調整できれば、均一な下地に仕上がります。
シンナータイプを変えるのは、もちろんですが、塗料の吐出量とエア圧の音を聞きながら、塗装します。
メタルペイント
ペイント行程ですが、残りは、クリヤーコート。
よく仕上げにコンパウンドで、磨く人いますが、あれってどうなんでしょうか?
わたしは、微量な傷がつくのと、筋彫りの溝に入るのが気にいりません。
好みの問題でしょうかね。
完全硬化した、ウレタンクリヤーは、磨くより、肌を落ち着かせる為に、超微粒子の研磨剤であてるのが普通です。
メタリック塗装の下地
グロスブラック+ちょっと白。
小さな塗装面には、効果があります。
メタリック塗装の下地は、均一であれば、メタル粒子も均一に安定します。
ソリッドの塗料をグロスに吹けば、とても良い下地がつくれます。
なぜ、白を入れるかというと、白の
顔料は、鉱物なので、沈殿しやすく、サフの荒れた塗膜をリカバリーしてくれます。
なぜ、黒かというと、闇夜に星は輝きます。
メタリックの粒子を輝かすための、黒子役になるわけです。